センター試験の地理の勉強法は?地理の効果的な対策とは?
日本史や世界史に比べて簡単そう、勉強しなくても高得点が取れそうという理由でセンター試験で地理を選択する方は多いのではないでしょうか。
特に理系の方は社会科目はセンター試験でしか利用しない場合も多くありますので、暗記必須の日本史や世界史を勉強する労力を考えて世界史を受験するという方もいるでしょう。
では、センター試験の地理はどのように勉強したらよいのでしょうか。また、地理の効果的な対策とはどのようなものがあるのでしょうか。
センター試験の地理の勉強法は?
センター試験の地理の勉強法はとしては、現時点でどの程度の知識があるのかにもよりますが、ほとんど予備知識がない状態から勉強をする際には、まず初心者向けの参考書を読むことをおすすめします。
そして、地理の勉強にはどういった知識が必要なのかをある程度理解出来てから、演習問題や過去問題を解くという流れが良いでしょう。
というのも、地理に関する予備知識が全くない状態で問題を解くと、逆に効率が悪くなってしまいますので、まずは初心者向けの参考書で地理の全体像を把握する勉強法がおすすめです。
1.参考書を一通り読む(初心者向け)
地理の勉強は出来るだけ時間を掛けたくないという方も多いかもしれませんが、地理に関する知識がほとんどない場合は、まず参考書を読みましょう。
また、地理の参考書を選ぶ際には、専門的な参考書ではなく、初心者向けの参考書を選ぶと、特に予備知識がない状態でも問題なく読み進めることが出来ます。
参考書を一通り読むだけでも、地理の問題を解くにはどういった知識が必要なのかといった基本的なことが分かりますので、後で演習問題や過去問題を解く際にもスムーズに進みます。
2.センター試験の過去問題を解く
参考書で地理の全体像を把握出来たら、センター試験の過去問題を実際に解いていきます。ただ、数年分の過去問を一気に解くというやり方ではなく、1年分ずつ、そして分野ごとに分けて解いていくのが良いでしょう。
3.間違えた箇所を改めて理解する
センター試験が解き終わったら、その都度間違えた箇所を改めて理解しましょう。単に答えを確認するのではなく、参考書や地図帳などを使い、より理解を深めることが重要です。
地理の効果的な対策とは?
地理の効果的な対策としておすすめなのは、地図帳を使うことです。短期間で地理の勉強をする際に、ひたすら過去問を解いて間違えた箇所を覚えるという勉強をしている方もいるかもしれませんが、地理は単純な暗記科目ではありません。
地理の勉強で重要なのは、いかに全体像を掴むかということです。断層の名称を覚えたとしても、その断層がどこにあって、どのような特徴があるのか分からなければ意味はありません。
そこで、地図帳に名称だけでなく、気候や宗教、資源などの特徴的な情報を書き込んでいくことで、よりイメージしやすくなります。
特に、あまり地理が好きではない、苦手意識があるといった方は、字面で覚えるのではなく、地図帳などのビジュアルで覚えた方が効果的ですし、気分を変えて勉強することが出来ます。
また、地図帳は過去問で間違えた箇所を改めて理解するためのツールとしても使うことが出来ますので、上手く活用していきましょう。