ペンの正しい持ち方は?ペン字が上手くなるには持ち方も重要?
あまり字が上手くない人、字を書くのが苦手な人には、ペンの持ち方が間違っているという特徴がよく見られます。
ペンや鉛筆の持ち方は、誰しも小さい頃に正しい持ち方を教わっているはずなのですが、いつのまにか自己流になっているというケースが多いのです。
そこで、ペンの正しい持ち方とはどういったものなのか、そしてペン字が上手くなるには持ち方も重要なのかについてまとめました。
ペンの正しい持ち方は?
ペンの正しい持ち方としては、まず字を書く方の手の親指と人差し指をくっつけて円になるようにします。いわゆるオッケーサインの手ですね。
そして、親指と人差し指で作った円の中にペンを差し込みます。そしたら、中指を人差し指の下に沿えて、親指、人差し指、中指の3本の指でペンを支えるように持ちます。
残った薬指と小指は、中指に沿うような形にします。こういった持ち方をすると、ペンを持った時に自然と手のひらに卵1個分程のスペースが出来ます。
この手のひらのスペースを保つようにして字を書くというのが、ペンの正しい持ち方となります。
逆に、ぐっと力を入れてペンを握りこんでしまうと、字を書く際にスムーズにペンを動かすことが出来なくなってしまいますので、注意しましょう。
また、紙とペンの角度は、おおよそ50度くらいにするのが目安となります。
ペンの正しい持ち方のポイント
・親指と人差し指と中指の3本でペンを支える
・薬指と小指は中指に沿うように構える
・手のひらに卵1個分のスペースをつくる
・紙とペンの角度は50度程度
ペン字が上手くなるには持ち方も重要?
ペン字が上手くなるには、持ち方も重要なポイントの一つになります。ペンの持ち方が良くないと、変な力が入って思うような字を書くことが難しくなります。
また、ペンを正しい形で持つことが出来れば、字を書く際にも疲れにくくなりますので、手や指の疲れで集中力が切れるということもなくなります。
正しくないペンの持ち方で長時間字を書いていると、腱鞘炎になったり、ペンだこが出来るリスクも高くなってしまいます。
何よりも、正しいペンの持ち方が出来ていないと、スムーズな筆記が出来ませんので、必然的に字も上手くなりません。
綺麗な字は正しいペンの持ち方からといっても過言ではありませんので、ペン字が上手くなりたいという方も、まずはペンを正しく持つということを意識するのが非常に重要だと言えます。
ペン字を効率よく練習するためにも正しくペンを持とう!
ペンの持ち方には人それぞれ長年のクセがあることも多いため、自分の持ち方が正しいのかどうか改めて確認してみましょう。
たかがペンの持ち方と思うかもしれませんが、綺麗な字を書きたい場合はペンを正しく持つことがとても大切になります。
ペン字の練習をしている方の中には、練習しても練習してもなかなか上手くならないという方もいるかもしれませんが、もしかしたらペンの持ち方が原因かもしれません。
ペン字を効率よく練習するためにも、正しい持ち方でペンを持つということがポイントになりますので、まず自分のペンの持ち方を見直してみることをおすすめします。