介護福祉士の就職は?介護福祉士の就職先・働ける場所は?
近年介護福祉士を目指す方は多くなっています。若い方はもちろんですが、40代、50代の方が介護福祉士を目指して勉強しているというケースも少なくありません。
ただ、無事に介護福祉士の資格を取れたとしても、資格を生かすには就職をしなければなりませんよね。では、実際の介護福祉士の就職事情はどのようになっているのでしょうか。
そこで、介護福祉士の就職について、そして介護福祉士の就職先や介護福祉士が働ける場所はどこなのかについてまとめました。
介護福祉士の就職は?
介護福祉士は近年特に人手不足だと言われていますので、介護業界の就職という点では非常に有利な資格だと言えます。
介護福祉士の求人も全国で多く出されていますので、他の業種と比べると比較的就職における選択肢は多いでしょう。
また、介護福祉士は実は離職率も高く、出来るだけ早く新しい人材が欲しいという施設も少なくありません。
そのため、介護福祉士は、就職だけではなく、転職もしやすい資格だと言えるかもしれませんね。
介護福祉士の就職先・働ける場所は?
介護福祉士の就職先、介護福祉士が働ける場所としては、まず老人ホームを思い浮かべる方が多いと思いますが、他にも様々な就職先があります。
そこで、介護福祉士の主な就職先として、代表的なものをいくつか見ていきましょう。
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームは、65歳以上で介護を必要とする高齢者が入所する施設となります。特別養護老人ホームは数が多く、介護福祉士の方も多くの選択肢から自分にあった施設を選ぶことが出来ます。
また、特別養護老人ホームは基本的に24時間体制で介護を行うため、夜勤などのシフトもある職場となります。
介護老人保健施設
介護老人保健施設は、特別養護老人ホームと異なり、自宅での生活に戻るためのリハビリを目的とした施設となり、基本的に一定期間の入所となります。
入所している間は、介護の他、入所者とのレクリエーションなどが行われる機会も多い職場となります。
デイサービスセンター
デイサービスセンターは、自宅で暮らしている高齢者を送迎して日中のみ介護をする施設となります。
デイサービスセンターは、高齢者が施設に入所するわけではなく、決められた時間のみ入浴や食事の世話などをするサービスとなりますので、基本的には夜勤もありませんし、残業も少なく、休みも取りやすい職場と言えます。
介護福祉士の就職先、介護福祉士が働ける場所は、上記の他にもグループホームやリハビリテーション・センターなど様々あります。
介護福祉士の資格は就職に有利?
介護福祉士の資格が就職に有利かどうかは、どういった就職先を希望しているかによって異なります。
上記で記載した通り、特別養護老人ホームをはじめとする介護業界への就職ということであれば、もちろん介護福祉士の資格は必要です。
また、職場にもよりますが、介護福祉士の資格があることで資格手当が発生する場合もありますので、資格がない方に比べると給料面でも有利と言えます。
他に、介護業界以外でも高齢者と接する機会が多い職場であったりすると、介護福祉士の資格が有利に働くこともあります。
少子高齢者に伴い、高齢者が利用する施設やサービスなどは、年々増えていますので、介護福祉士の資格を持っていれば、就職しやすいというのは確かですね。